旅は道連れ

タクシーで行くことになったやままさは、さっそくタクシーチケット売り場に。友人の話によるとおそらく３００ＲＭ（約１２０００円）ぐらいだろうと。聞いてみると、”３５０ＲＭじゃ”とオバハンが言った。飛行機飛ばんからかどうか分かりませんがちょっと高い。そこで、タクシーチケットは一応買って、乗り場付近をウロウロしているとビジネンマンがひとり。手配師のような人と何やら交渉している。さりげなく近寄り、”クアラ・ルンプルの空港にいきたい”と言うと、”そのビジネスマンと相乗りでいいならディスカウントする。”という返事。でも、先にお金返してくれないし何やら知らない人と相乗りもちょっと不安。まあ、この際仕方ないかと思い３００ＫＭ以上の道のりを共にすることに。やままさは、ここでは”車はリムジン（ちょっといい奴）じゃないといや”とそのビジネスマンと手配師に主張しました。車がボロイと長時間は厳しい。前にタイでボロっちいタクシーに長時間乗ってひどい目にあったので・・。

車は走り出し、ペナン島の空港は南の端なのでペナン大橋を渡るために北に。同乗者の名前はMr.Richard Hun、これからシンガポールにいく予定が飛行機が飛ばないためにタクシーにしたらしいです。マレーシア人のビジネスマンでこの次の週には東京にも出張があるとか。彼は、英語の苦手なわたしを気遣って英単語会話にお付き合いくださいました。話としては、趣味の話、仕事の話、マレーシアの友人の話。特に、やままさがｗｅｂサイトを個人でやっているという話には興味を示してくれました。”どんなページ？”と聞かれても ”ハムスターと・・・”なかなか説明の難しいことに気づき、よく考えると内容に一貫性がない事にあらためて・・。まあ、色んな人と出会えるコミニュケーションツールとしてページを作っていることを説明しました。”ハムスター”は、ご存じないようで”なんでねずみを飼ってるんだ？”とかいろいろ聞かれました。ネット上にはハムスターのネットワークがあり、会員が１５００人近くいるクラブもある、というと驚いておられました。やままさは、”左利きのネットワーク”にも入っているので、マレーシアの左利き事情も聞こうと思ったのですが、英語力がなく上手く伝わりませんでした。とにかく、この人には色々と気を遣っていただきまして、長いタクシーの旅も苦になりませんでした。クアラ・ルンプルの空港には、3時間半かかりました。空港に着くとやままさの友人の所に電話までかけていただいて・・・。本当にお世話になりました。

次は、「タクシー安全運転の理由」につづく。

[ひとつ戻る] [ひとつ進む] [INDEXに]